そのマッサージ、いつまで続けますか?「受け身」から「能動的」なリハビリで根本改善へ
こんにちは。ウツミ整形外科医院のブログ担当です。 「腰や膝の痛みが慢性的になっていて、週に一度は整骨院やマッサージに通っている。でも、その時は楽になるけれど、数日経つとまた元に戻ってしまう……」
そんな悩みを抱えている方は、決して少なくありません。実は、痛みが繰り返される理由の多くは、治療の「受け方」にあります。今回は、意外と知られていない「受け身の治療」と「能動的なリハビリ」の違いについてお話しします。
■「受け身の物理療法」と「能動的な運動療法」の違い
痛みを取るためのアプローチには、大きく分けて2つの形があります。
1. 受け身の物理療法(マッサージ、電気、湿布など) これは、外部からの刺激によって一時的に血流を良くしたり、筋肉のこりをほぐしたりするものです。急な痛みや、炎症を抑える初期段階では非常に有効です。しかし、これらはあくまで「外からのアプローチ」であり、痛みの「原因」そのものを取り除く力は限定的です。
2. 能動的な運動療法(リハビリ、筋力トレーニング、ストレッチ) 一方で、理学療法士の指導のもと、患者様ご自身が体を動かすのが「運動療法」です。「能動的(自分から動く)」な治療であり、弱っている筋肉を鍛えたり、固まっている関節の動きを改善したりします。
■なぜマッサージだけでは「根本解決」にならないのか
多くの慢性的な痛みは、姿勢の崩れや、特定の筋肉への過度な負担が原因で起こります。 マッサージで筋肉をほぐせば、一時的に痛みは引きます。しかし、「なぜその筋肉が凝るのか」という根本的な動作のクセや筋力不足が解消されていないため、日常生活に戻ればまた同じ場所に負担がかかり、痛みが再発してしまうのです。
これがいわゆる「いたちごっこ」の状態です。
■理学療法士によるリハビリが「根本治療」に役立つ理由
当院のような医療機関で行うリハビリテーションの最大の特徴は、国家資格を持つ「理学療法士」が、医学的根拠に基づいて体の使い方をオーダーメイドで指導する点にあります。
- 痛みの「犯人」を特定する: 痛む場所(結果)ではなく、どこが使えていないのか(原因)を評価します。
- 「動かし方」を再学習する: 負担のかからない歩き方や座り方を身につけることで、再発を防ぎます。
- 一生モノの知識が身につく: 自宅でのセルフケアを習得することで、ご自身で体をコントロールできるようになります。
「リハビリは自分で動くから大変そう」と感じる方もいるかもしれません。しかし、リハビリ施設という整った環境で、専門家のサポートを受けながら行うトレーニングは、将来の自分への「投資」です。
■おわりに:卒業を目指すためのリハビリを
マッサージに通い続ける生活から、自分の力で痛みをコントロールできる生活へ。 当院のリハビリテーション室では、最新の機器と経験豊富なスタッフが、皆様の「本気で治したい」という気持ちを全力でバックアップします。
「もう年だから」「ずっと付き合っていく痛みだから」と諦める前に、ぜひ一度当院のリハビリを体験してみてください。一緒に「卒業」を目指して歩み始めましょう。
