お知らせ一覧

SLAP病変

腕を振る際に腕に掛かる遠心力が、上腕骨(腕の骨)を肩関節に引き付けておく筋肉の力を超えてしまうと、腕を振る際に腕の骨は関節の中を暴れまわることになります。肩甲骨の関節窩の上側を支える軟骨や軟部組織が、暴れる上腕骨の骨頭によって関節窩から剥がされてしまうのがSLAP病変です。適切なフォームで運動を行うことや、肩関節周囲の筋肉のバランスを改善することで症状が改善することも多い疾患です。