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いわゆる「むちうち」について

「むちうち」というのは本来病名ではありません。怪我の仕方を表現したものです。捻挫では、「内捻り」「外捻り」など、怪我した際の力の掛かり方で壊れるものが違います。「むちうち」というのは一方向ではなく、鞭を打つように前後に(左右に)無理が掛った怪我の仕方を指す言葉で、「交通事故に遭って、時間が経ってから頸に大変な事が起こる」というようなものではありません。いわゆる交通事故の「むちうち損傷」は追突などで頸を前後に揺さぶられて起こる頸の捻挫です。頸の筋肉に強いストレスが掛るのでしばらく頸周りが張ったりしますが、所詮外傷ですので「後でなにか凄い悪いこと」が起こったりはしません。